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印刷で再現できない色もある

投稿日時:2014-05-22 08:44:31

印刷するのにも再現できない色というのがあります。一般的に使われているカラー印刷のカラーは、4色のCMYKカラーでこれを「プロセスカラー」といいます。だいたいの印刷の色表現は、このプロセスカラーを使えば再現できます。

しかし、このプロセスカラーを使っても、目で見てわかる全ての色を再現できない事もあるんです。そのわけは、プロセスカラーは「色の三原色」とK(ブラック)で構成されるんですが、パソコンなどの画面で表示される「光の三原色」と構成されている色が違うという事なんです。

光の三原色で再現ができたとしても、色の三原色で再現できないのは変だと思うはずです。その大きな理由は、光の三原色で「グリーン・オレンジ」といったいわゆる蛍光色のような彩度の高い色なんです。

印刷物の中には、鮮やかな色もと思っている人もいるかもしれないです。限りなく近い状態にできる「特色インキ」を使用しているからなんです。この特色インキを使ったとしても、全く同じ色味になっていないんです。印刷を最初から想定して色を使うのに、ソフトによっては、特色インキなどの色が入っている事もあります。

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